理事長あいさつ
異常渇水対策
1.流域治水の進捗状況
近年頻発している激甚な水害や気候変動による今後の降雨量の増大と水害の激甚化・頻発化に備え、集水域から氾濫域にわたる流域全体のあらゆる関係者が協働して、流域全体で水害を軽減させる治水対策として令和3年3月30日に流域治水プロジェクトが公表され、一級河川及び二級河川の各水系におきましては、国土交通省及び宮城県において、治水対策となる河川掘削や支障木の伐採等の取組みが進められています。
土地改良区管内においても、農地や農業用施設が有する多面的機能等を活用する田んぼダムの取組みを拡大しているところです。
また、農林水産省では、流域における水災害の軽減に資するため、総合農地防災事業吉田川流域地区の事業計画を取りまとめ、着工に向けた準備がなされているところであります。「吉田川流域土地改良事業促進協議会では令和8年度の全体実施設計以降に向けた要望書を8月4日に農林水産省にて松本農村振興局長並びに青山農村振興局次長に手交いたしました。
2.異常渇水対策
今般の異常渇水により、「梅雨入り6月14日から7月17日までの平年比雨量、大崎市鹿島台が最も少なく27.0ミリ。(平年178.3ミリ)」本地域のため池やダムが枯渇し、河川水位の低下から番水制や排水ゲート等々の開閉に工夫知恵を凝らした対処が続いているところです。
また、費用もかさみますが、水稲生育被害を最小限にすべく、東北農政局土地改良技術事務所からの水中ポンプ・発電機の貸与等々を活用して、急場をしのいでおります。
8月1日、東北農政局長はじめ幹部の方々の現地視察を賜った際は降雨もあり、翌日には待望の雷雨、まさに「恵みの金雨」となりました。これまでのご支援と激励をいただき、大変心強く感謝申し上げる次第であります。
令和7年8月3日